アンダルシアに憧れて

COVER ALL-HO!

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山崎まさよしのカヴァーアルバムに『アンダルシアに憧れて』が入っている。なんだか意外だ。彼はどこかやわらかい曲を歌う人だというイメージがあったので、もうすこしおとなしいラインナップかと思った。いや、原曲は案外もったりした曲なのでそう意外ではないのかもしれない。私には光一さんの踊るアップテンポなアレンジが刷り込まれてしまっているから、そう思ったんだろう。
実際聞いてみるとジャジーとでもいうのか、おしゃれな雰囲気になっていた。原曲より軽やかでアップテンポだと思う。光一さんバージョンの方が近いかも。特に間奏のアレンジが大胆で、歌い手が違うということだけじゃなく、曲としての仕上がりもおもしろかった。でも、ジャニオタの性はやっぱり根深い。ボルサリーノを飛ばしてスーツを口にくわえ、両手を打ち鳴らす一糸乱れぬ黒衣の集団が、どうも目に浮かんでしまうのだよね。


ちなみにこのカヴァーアルバムは邦楽と洋楽で2枚同時リリースなのだけども、料理になぞらえたジャケットの作りが洒落てる。CM見て好きな画だなあと思った。コック、いいね。

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