『33分探偵』#1

探してください・・・

探す探す、探すっちゅーねん!


はー鞍馬六郎かわいすぎるな、なんだあのかわいい人物は。関西弁なのも良いな。敬語のくせに関西弁、ややこしい、でもそこがいい。


というわけでいやー楽しかったね、このドラマ。あほすぎてばかすぎて実況向きなことこの上ない。あまりにあまりなのでなぜかテレビ前の前で平静装いつつ、

ちょwww合成ひどいw

とか打ちまくっているあのスリルがたまらないね。なぜスリル味わおうとしているのかはわからないけど。あれは番組曰く、

高度な合成

らしいから「ひどい」とか言ってたら知性を疑われかねない。よい子のみなさんは上記のようなつっこみをしてはいけません。私もよい子の皆さんになるべく、全編通して(表面上だけは)静かに見続けたんだけども、六郎さんが各々に調査の指示を出したあと、

おねがいします!

つってすごい勢いで現場から駆けだしたところは我慢しきれずに吹き出した。つよし、サイトのインタビューで「六郎はおもしろさをアピールしたらいかん」的なコメントしてたくせに、あれは絶対演技に笑かす気が入ってただろー! まんまと笑ったから敗北だ。


んで、そこからの調査の流れはもはや意味不明。BGMの『Secret Code』が非常に無駄としか言いようがない格好良さを発揮していたことが残念でおもしろかった。しかも、真面目な顔しながら、みんな無駄なことしかしてない。警部はコックと化してるし、六郎さんはバレーに興じてるし、まあ唯一働きぶりがよく解ったのはリカコさんだけど、走ってる人はもはや場所すらそこどこだよ。その後の推理も画面四隅の突っ込みが冷たくてすてきだった。最後は結局1周して終わったしね! 「わかってた」て言われるしね! この1話を見て、とりあえずつよがる六郎さんはたまらないと思った。



オチの米は、最初かき氷だと……米なんかよ。ついでにほんとのほんとのオチがもう、あの板みたいな巨大おにぎりというところがね。高橋さんが高橋さんたる所以だよね。お、おちたのか、いま?! という不安感のままに流れ出す『Secret Code』。ああ、無駄に格好良いよ、この曲……まあ真面目な話、全編通してジャジーなBGMで一貫しているから、EDは予想以上にしっくり来てたな。


期待通りのおばかドラマ、次回も楽しみ!