『約束』KinKi Kids

初回・通常複数買いをすることはとうに当たり前になってしまったし、他のどんなアーティストのCDを買うときに何がひっかかるでもない。それでもKinKi Kidsのシングルを買うときはいつも千円札2枚きり、このシンプルな値段設定がいつまでも続いて欲しいなと思う。すっきりしてるのが好き。

とりあえず最初の感想

昨日フラゲしたんだけど、取り込んでジャケスキャンして云々かんぬんみみっちい作業をしていたら結局聞かぬまま今日を迎えてしまった。いつものことです。


さっきまでは1曲ずつレビューぽいものでも書き留められたらと思っていたはずが、いまようやく1回目を聴きながら「なんか、これは無理だ」と思っています。ふたりの声が好きすぎて、混ざる声が好きすぎて、曲や詞がどうだとかいうことがとんでしまう。


私は、いちどでもKinKi Kidsのファンになってしまった以上、これから先KinKi Kidsの音楽を純粋に音楽としてだけ見ることは、もうずっと出来ないのだろうと思う。すっと胸に沁みるような言葉で彼等の曲を評する人たちに憧れる日があっても、私にはそういう好み方はたぶんできないだろうという諦めがある。

音楽になんてちっとも詳しくないし「ただ彼らが歌っていればいいんだ」なんて見境もない全肯定は盲目的だとしても、私はKinKi Kidsの歌う歌がどれもこれも好きだ。ただ彼らが歌っていると言うだけで、聴けば聴く程に「彼らが歌わなくちゃ意味がない」と言う確信がどんどん育つ。


このCD、初回・通常の曲を全部通して聴いても、ちぐはぐな感じがぜんぜんしないんだよなあ。4曲でひとつになることが決まってたみたいに、ぐるぐるきいても全然つっかえがない。上に下にうねって広がって混ざり合う声の透明感が、全部一緒にみえる。いまのKinKi Kidsなんだなあってすごく納得できる。で、私はそれがすごく好き。だいすき。


約束 [完全初回限定盤]

約束 [完全初回限定盤]

約束 [通常盤]

約束 [通常盤]