私がアマゾンで CD を買わないわけ

空が泣くから』を無事フラゲ。今回は予約をしていなかったので多少不安を抱きつつ夕方に店を訪れると、初回と通常をあわせて4枚しか残っておらず、ひやっとした。前日だからあまり置いてなかったんだろうか?


ともあれ、自分の買う分が残っていたことに安心してレジに行くと、店のおじちゃんが私の顔を見るなりレジ裏を振り返ってごそごそし始めた。しばらくして「これ、前に探してたやつ。多分あってると思うんだけど」と差し出されたのは、今回の特典「Sankakuが作れる紙」ではなく、「堂本光一」というラベルが巻き付けられたポスターの筒。私は「光一さんのポスター探しています」なんて迷子相談をしたことは一度もないのだけど、こちらがなにも頼まなくともおじちゃんが「探していた」と言うのはいつものことだし、何より欲しいのは事実なのでわざわざ否定なんて野暮なことはしない。全力でわーいわーいと大喜びしながら会計して『胸宇宙』と『不完全 FUNKY WHITE DRAGON』の予約もばっちりしておいた。アマゾンの方が安くなるとかそんなことはかまうものか!

てなわけで私は、もう、しばらくのあいだこの小さなCDショップのお得意様なのだ。そう言ってもいいとは思う。今回みたいな事はけっこう頻繁にあって、あいにくキンキ関連のポスターはあまり手に入らない(アルバイトの女の子が狙っているらしい)のだけど、店長らしきおじさんが「見つかったら確保しとくな!」と言ってくれるのがとてもありがたくて、ゲンキンなのは承知の上で、このお店を愛用している。

ほくほくしながらお店を出て、そういえば今日予約したDVDの受取がここを利用する最後かもしれんなあと思い当たった。いろいろいただけるのはもちろん嬉しかったけど、店員さんとのちょっとしたやりとりも居心地よかったので、またこういうお店を見つけられたらいいなあと思う。売買の関係だと割り切るだけじゃ、面白味に欠けることもあるんだよな。