絶妙でなくもないバランス

私はどうも、ものごとを深く受け止めず流しながら生きてゆくような傾向があるので、不用意に人を不快にさせてしまわぬようにいきたいなあと、冷静なときはちゃんと思っていたりするのですが、ひとと言葉を交わしているときに限ってうっかりやっちゃって、あとで反省したりすることも多いです。それでも、そういう私の言動が、場合によっては誰かの気分を少しでも楽にできることもあるとしたら、それはそれでなんかしら成り立ってゆくのかなと思ったりもします。


「もう少しおおらかなほうが」「いやいやもう少し繊細さがあれば」なんて会話聞いていると、みんなないものねだりしつつ、それこそバランスがとれているような気がしてくるから、またおもしろかったりするのだけれど。