娯楽とはいえ正義の前で

レイトショーで『スパイダーマン3』を観てきました。いろいろ突っ込みたい所はあるけれど、「ヒーロー」とか「正義」についてシリーズを通して追っている感じは伝わってきたし、なかなか楽しんで観ました。とりあえず眠いのできちんとした感想は後日まとめるとします。


それより残念だったのが、エンドロール中のマナーの悪さの所為で余韻に水を差されてしまったこと。特に気になったのが私の斜め前の方に座っていた女性で、彼女はエンドロール中に携帯電話をいじり始めました。その携帯の画面が少し斜めになっていたため私の目に光が直撃。鏡で光を反射させていたずらするみたいな要領です。本人は「携帯の光くらいなんてことない」と思っていたのかもしれませんが、暗い劇場内ではまぶしくて画面に集中できませんでした。


エンドロール中に席を立つのはマナー違反だとよく言われますが、興味のない人にとっては退屈な時間だろうから静かに退席するなら好きにしたらいいことだと思います。多くの人が退席しながらおしゃべりを始めるのには辟易しますが、すぐにみんな居なくなるのだから多少の我慢もします。観る気がないのに座席に座って周囲に迷惑をかけるくらいなら、退席してくれた方がまだましだなあなんて、より悪い方と比べるのもかなしいけれど。せっかく楽しみに行っているのに、作品以外のよくない思い出で締めくくることになってしまうと本当に残念です。