夏の合言葉

8月になったよ。夏だな。とっくのとうに夏だけどな。やっぱり8月が夏本番と感じる。暑いのは苦手だけど夏は好きだ。なんというかこの季節はいつまでも青春っぽい感じがよい。


毎朝通る神社の近くはそれらしく小さな森状態で、木のトンネルを通り抜けるのが気持ち良い。蝉が盛りに鳴いてるのだけども、それがまた心地よい。よくある表現として「蝉がうるさい」と言うけれど、考えてみれば本気で蝉をうるさいと感じたことはないな。「蝉がうるさい」てのは私の中ではあくまで合い言葉でしかなくて、言うなれば「たらちねの母」みたいなもんだ。それは枕詞か。とにかくもしも私が「蝉うるさいー」と言う時、それは夏を堪能してる証拠みたいなもんでしかなくて、言葉自体には大した意味なんか無いんだってことさ。夏を盛りに鳴くがいい。