楽しみのために、自分を動かすちから

参照
何でも楽しいという友人

周囲で何かにはまってる人たちはどうもパワフルで、私はそんな風になれなくていつもだらだらしながら彼らを尊敬している。あれもこれもおもしろいと言いながらあれもこれもする。情報を集め、それらをチェックし、物を買い、語り、創作し、出掛け、また情報を集めてループが拡大したり深くなったりしていく。私は好きという感情がぼんやりとただよっていて、あとはルーズなチェックと突発的な盛り上がりで何となく満足してしまうことが多くて、パワフルさにはどうしたって欠ける。新しいものに取っつく好奇心にもいまいち欠けているし、どうも枯れてるよなあと自分で思う。

……んだけどこの半年くらいかなあ、友達にすすめてもらったものに積極的に興味を持ってみたり、一瞬でも気になったものをきちんと追ってみたり、やってみたいと思ったことをちゃんと行動に移したり、そういうことを、微妙に、すこーしずつ出来るようになっていっているような気がする。なにがそうさせるのかはよくわからないけど、単に趣味云々の話だけでもなくて、自身が身をおく環境の些細な変化だったり、そういうものが少なからず影響しているんだろう。とにかく心のどっかでいつも今の自分より積極的な方に変化して行かなきゃと思っている。


変化はいろんな面で、ちょっとずつ、ちょっとずつで、一進一退だったりもするから、「思うくせになにも変わらないなあ」とか思ったりして、だけど、劇的な変化なんてなかなか起こすのは難しいのだろうから、これだっていいのかもしれない。「こんなふうになりたいなあ」と望んだ方へ望んだ瞬間に進み始めるひとはやっぱりすごい。すごいけど、今の自分がそんな風であれなくても、やっぱり「こうなりたいなあ」と、思い続けることだって結構大事なのかもしれないな。なれない自分を認めても憧れ続ける、思い続ける、それなら今の自分にも出来る。できることを大事に続けていこう。